ヴィジョンを思い描くとき、ヴィジョンの実現のために行動しているとき、要注意なのが、「どうせ無理」「自分にはできっこない」という否定的な意識や「でも・けど・だって」といった心の声です。
これは、自覚している場合もありますし、そう思っているつもりはなくても、無意識レベルでそう感じていて、気づかずブレーキをかけてしまうことも多いんです。
その意識が、ヴィジョンを考えても出てこない、ああしたいこうしたいはあるけど実際に行動に移せない、はりきってやってみたもののうまくいかないとやる気がなくなり動きたくなくなる・・・という状態を引き起こしてしまいます。
じゃあ、その問題となる「どうせ無理」「自分にはできっこない」という否定的な意識や「でも・けど・だって」といった心の声はどこから来るのか?といったら、過去のうまくいかなかった体験等による「記憶」と「想像力」です。
逆にそれ以外のなにものでもないのです。
親や先生から、あなたには無理と言われたかもしれません。
これ以上ないくらいがんばったのにダメだったのかもしれません。
でも、そんな体験も全て、あなたがヴィジョンを実現するためになくてはならないものだったとしたら、どうでしょうか。
実はこれは真理です。
なので、「体験の全ては完璧なプロセスであったという自覚を持つ」ことが、「ムリ!」というブレーキを解除するための特効薬だと天才道では考えています。
どんなに嫌な過去の体験も全て肯定し、「自分のヴィジョンの実現のために必要で完璧なプロセスだったんだ!」と思えるようになれたとき、 やる前から「ムリ!」と決めてしまうような行動を抑制する理由や根拠がなくなり、さらには逆にできる理由にもなる可能性を秘めています。
その意識・思考がこれからの現実を創り出す心の栄養や糧となり、望むヴィジョンの実現に貢献してくれるんです。
ただこれは、思い込めばいいという話ではなくって、実際に全肯定できる、そう思えるようになる必要があります。そのための具体的な方法として、「感情学修」があるのです。
感情学修こそが「全肯定」へのマスターキーとなり、「体験の全ては完璧なプロセスである」という自覚を促し、ヴィジョンを実現するための才能も、お金も、時間も、協力者も、何もかもすでに全てある!という真理にもつながることになります。
そのことに対しての絶対的な信頼感が「ムリ!」に打ち勝つ力にもなるんです。
ヴィジョンの実現に大切なこと。
それはあなたの現在の才能や経済力や人間関係ではなく、
「今知っている自分」による固定概念や固定観念でもなく
新しい、未知なる可能性を秘めた自分や人生に対しての「肯定感」と「信頼感」なのです。